Cosmetic CompanyCosmetic Company

角化症

角化症は、皮膚が硬くなる皮膚疾患です。
肌を作り出す周期(ターンオーバー)の乱れから起きます。

鼻の上部がガビガビだったり、肉球が毛羽立ったようになってしまう角化亢進症や、皮膚に脂っぽい黄色いフケの塊の ようなものが出来る角化異常など、皮膚であれば、どこにでも発症します。

フレンチやパグ、チワワやシーズーにとても多い印象です。
特にフレンチやパグなどの鼻ペチャ犬の鼻は、ほぼ全員なっています。

ポロポロと自然に剥がれた部分は取り除いて構いませんが、くっついている部分を無理矢理剥がそうとすると、下にある柔らかい部分 も一緒に引き剥がしてしまう事があるので、注意です。

角化症は特に危険な病気ではありませんが、進行するとひび割れたり出血したり、皮膚が欠けてしまったりする事もあります。


イソギンチャクのようです。
角化異常は写真撮ったら載せます。

鼻や肉球は乾燥によって起きている事が多いので、治療としては「保湿」です。
ワセリンや肉球クリームを塗ってケアしてやる事で改善します。

角化異常は単体で起きているよりも、アレルギーや脂漏症、膿皮症といった皮膚疾患と伴って起きている印象があります。
フケの塊が出来ている子は、脂漏症の子が多いように思います。
角化異常かどうかは、顕微鏡の検査で分かります。
こちらの場合は保湿だけでは賄えないので、投薬やシャンプー等での治療が必要です。






前のページに戻る