Cosmetic CompanyCosmetic Company

シャンプーも無添加がいいの?

近年は、「無添加」表示の物が多くなってきました。
昔に比べると人の意識がかなり高くなっているので、食べる物や使用する物に気を使われる方がとても増えました。
ペット用のシャンプー剤も、無添加とうたっているものが多く作られるようになりました。

無添加とは、刺激となる成分が入っていない事を指す場合が多いですが、基本的には界面活性剤、防腐剤、香料、着色料と いった成分を指している事が多いです。

ペット用シャンプーには規制がない

現在、日本ではペット用シャンプーの製造販売に関して、使用成分の安全の確保や表示義務を定める法的規制がありません。

つまり、どんな原材料を使っても違法ではなく、何が入っているかを記載しなくても販売できてしまいます。
※ペットフードは、名称、賞味期限、原材料名、原産国名、事業者名及び住所の5項目の表示を義務付けています。

メーカーによっては、成分全表示している(と言っている)製品もありますが、界面活性剤、防腐剤、香料、着色料こ の中のどれかが入っていなければ無添加として販売されてしまいます。
「○○が入っていない無添加シャンプー」という文言を見た事がないでしょうか。

【無添加の代表は石鹸シャンプー】
無添加シャンプーの代表格と言えば、石鹸シャンプーです。
植物由来で余分な添加物が入っておらず、無添加と表示されている製品が殆どです。

しかし、石鹸は界面活性剤なので、実際には無添加ではありません。
なので、「合成界面活性剤不使用」という書き方をされていると思います。
植物由来なので肌にも環境にも良いですが、低刺激な訳ではなくデメリットもあり、合わない子はとことん合いません。

「無添加は体に良い」というイメージが強く、確かに良いのですが、肌や被毛の状態によっては自然成分だけでは補えない事もありま す。
体に良い添加物も沢山ありますし。

つまり、無添加であってもなくても、結局のところその子次第となる為、皮膚被毛の状態を見て選ぶ事が正しい選択と思います。




前のページに戻る