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精巣腫瘍

精巣腫瘍は睾丸が腫瘍化したものです。

タマが残っていると老犬になって腫瘍化する事があります。
だんだん大きくなってきますが危険度は高くなく、処置は去勢手術です。
去勢をしていなければなる可能性はありますが、あまり見かけませんので発症率は高くなさそうです。
犬自身もよほど肥大しない限りは殆ど気にしません。

高齢の子に多く、その頃にはもう手術そのものが耐えられない年齢(15才とか)になっていたりします。

画像の子は最初は全然気にしていなかったので様子見でしたが、だんだん舐め始めて皮膚が荒れまくってしまったので去勢手術となりまし た。

見つけ方としては、睾丸は2つありますから、どちらかだけが大きくなっている場合には睾丸腫瘍の可能性があります。

似たようなもので「睾丸炎」があります。
こちらは腫瘍ではなく炎症を起こして腫れるので、犬はとても気にします。
睾丸炎は炎症なので、手術はせずに抗生物質で治す事が殆どかなと思います。

オスの場合は前立腺の病気もありますのでご注意を。


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