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脱臼

脱臼と言うと腕や肩を想像すると思いますが、実は指の脱臼が意外と多いのご存じでしょうか?

主な原因は「引っ掛け」「衝撃」です。
絨毯とか自転車のカゴとか、どこかに爪が引っかかってしまった場合、動物は手を引きますから関節が抜けてしまう事があります。
転んだり落下したりした時にグキッとなってしまう事もあります。
骨折や捻挫と同じですね。

関節が抜けた訳ですから大抵は痛がるとは思うのですが、出血はしないし足先は毛があるので、我慢強い子だと飼い主さん気づかない ケースがとても多いです。

暫くすると脱臼したまま治ってしまうので、画像のようにあらぬ方向を向いた状態になります。
触るとプラプラしてます。
こうなったらもう戻らないですこのままです。


別の子です


比較的、老犬に多い印象です。
この時点ではもう痛みは消えていますが、痛い思いをした記憶が残っているので触ると嫌がります。

これと同じ原因で、「爪が抜ける(もげる)」事もあります。
こっちだと大出血なので、すぐ分かります。
もげてしまっても根元には残っているので、大抵はいずれ生えてきます。




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