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マイボーム腺炎

睫毛の生え際には油脂を分泌する腺があり、これを【マイボーム腺】と言います。
このマイボーム腺の感染や詰まりによって起きる炎症が、マイボーム腺炎です。

細菌感染によって起きる「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と、マイボーム腺の詰まりによって起きる「霰粒腫(さ んりゅうしゅ)」があ り、麦粒腫の方がいわゆる「ものもらい」です。

マイボーム腺炎は、比較的若い子に多い印象です。
経験上では、ポメラニアンが1番多いです。

殆どの場合が点眼薬だけ処方されると思いますが、確かに目薬さしていればその時は治るのですが、何度も再発したりするので、目薬意味 ないです。

治ってそれっきりなら良いですが、治っちゃなって治っちゃなってを繰り返す時は、内服薬(抗生剤)を与えないと延々と繰り返すだけで すので、もし獣医が何度通っても点眼しか処方してくれない場合は「飲み薬にしてください!」とハッキリ言いましょう。

老犬になると、マイボーム腺が腫瘍化してしまう【マイボーム腺腫】になる可能性があります。
まぶたに出来るので犬も違和感があり、引っ掻いたりしてしまう事も多々あります。
巨大化したりを傷つけてしまうようなら、切除するしかありません。




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