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子宮蓄膿症

生殖器の中でも代表的な病気の1つ。

避妊していない子の8割はなると思っても良い程に多いです。

【症状】
・水をよく飲む
・オシッコの量が増える
・お腹がふくれる
・陰部から膿が出る
・血が止まらない、変な臭い

水を飲むとかオシッコの量とかはあまり参考にならない(というか見分けがつかない)ので、1番の初期発見目安は、私の経験上では 「おりもの」です。
陰部から血ではないベタベタするものが出ていたら、子宮蓄膿症を疑った方が良いと思います。

蓄膿症はホルモンのバランスも関係しており、発情後や老犬が比較的なりやすいですが、若い子もなっています。
恐らく症状が軽い為、気付かないのだと思われます。
避妊したらなってた…なんて事も多々あり。

状態が軽いうちは見た目で分からない事が多く、血液検査にも数値として出て来ない事がある為、未熟な獣医だと異常無しと言われる ケー スも多いです。
症状が出たら、もう悪化してると思ってください。

外科手術(避妊)が一般的な治療法。
内科治療もありますが、再発する可能性が高いようです。
子宮蓄膿症は本気で多いので、個人的には若いうちに避妊する事をお薦めします。

【子宮断端蓄膿症】
避妊をしていても、再発する事があります。
それが子宮断端腫または子宮断端蓄膿症です。

ググると出てきますが、
「避妊をしていても卵巣しか摘出していなかったり、子宮の一部が残って(取り残して)いたりすると、その断端部に膿がたまる 病 気」
要は、子宮の一部が残ってると、また子宮蓄膿症になっちゃうかも!という事です。

病院によって、子宮ごと全摘出する所と卵巣だけを摘出する所とあるようです。
発症は稀だそうですが過去におりましたので、極めて低いという確率ではないように思います。
避妊したからと言って、安心は出来ないという事です。

避妊したのに膿が出てくる…という場合は今1度診察(ちゃんと診断が出来る獣医へ)に行かれる事をおススメします。





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